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パリ女性一人旅のホテル選び|安心して泊まれる立地・治安・予算のポイント

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女性がひとりで旅をするとき、ホテル選びを間違えなければ、旅行の満足度はぐっと高まります。

パリは世界的な観光都市ですが、治安がよいとは言えず、エリアによって雰囲気が大きく変わります

ホテルの場所によっては、夜道の安心感がちがいますし、観光のしやすさにも影響するでしょう。

スイーツやパン屋めぐりなど、パリならではの楽しみ方もしたいですよね。

また、ホテルは「寝るだけの場所」ではなく、一日の疲れを癒してくれる大切な居場所です。

清潔感があり、安心して泊まれるホテルは、一人旅の女性にとって心強い味方になってくれます。

ただ、すばらしいホテルは、お値段もすばらしく高いです。

予算の中で、妥協できる点をみつけるのも、ホテル選びのポイントです。

この記事では、パリのホテル選びの重要性や注意点について、詳しく解説します。

目次

パリ一人旅でホテル選びが重要な理由

パリ観光では、ホテルを慎重に選ぶことが大切です。

治安・観光アクセス・居心地の点から解説します。

治安

パリはとても魅力的な都市ですが、どのエリアも安心というわけではありません

日本の感覚で歩くと少し不安を感じる場所もあります。

たとえば、人通りが少ない通りや、駅周辺は夜になると緊張感が増しますし、観光地でもスリには注意が必要です。

メトロでは、居眠りやスマホに夢中になるのは、避けましょう。

一方で、多くの女性がひとりで街を歩いていて、心配しすぎる必要はありません

ただし、「避けた方が安心なエリア」があるのも事実です。

治安がよくないエリアがあるという点は、しっかりと認識しておきましょう。

宿泊先として「治安が悪い」とされるエリアは主に市北部・北東部です。

  • 10区(北駅・東駅周辺)
  • 18区(モンマルトル北部、バルベスなど)
  • 19区(ラ・ヴィレット公園北側やスタリングラード駅周辺)
  • 20区の一部(郊外寄り)
  • 17区北側(郊外との境目付近)、11区・12区の一部
リナ

パリ初心者が、これらのエリアに宿泊することは、おすすめできません。

観光アクセス

観光地近くのホテルを選ぶと、行動がぐっと楽になります。

美術館で疲れたら一度ホテルに戻って休憩したり、買い物の荷物を置いてまた出かけたりできるのは、大きなメリット。

また、近所にパン屋さんやカフェがあれば、朝の散歩も楽しみのひとつに。

私は、よくスイーツを買って、ホテルの冷蔵庫に入れてから、また出かけていました。

朝、セーヌ川沿いをわたってルーヴル美術館まで歩くのも気持ちがよいです。

通勤途中のパリの人々を見かけて「日常のパリ」を少し覗けた気がしました。

お散歩もいいですが、パリ観光にはメトロを使いこなすことが鉄則

主要観光地を効率よくまわるには、どの路線に近いかがホテル選びの大きなポイントになります。

なかでもおすすめは次の路線です。

  • 1号線 … ルーヴル、シャンゼリゼ、凱旋門など、王道観光ルートを一直線に結ぶ大動脈。
  • 4号線 … ノートルダムやサンジェルマン、モンパルナス方面へ。パリ北駅とも直結していて便利。
  • 7号線 … オペラ座やルーヴルからカルチェ・ラタンまでカバー。観光+日常の両方に使いやすい。
  • 9号線 … エッフェル塔のトロカデロや、右岸・左岸の人気エリアを横断する路線。

観光に集中したい一人旅なら、メトロ駅から徒歩5分以内を目安にすると安心です。

夜道を歩く距離が短いほうが治安面でも安全で、疲れたときにホテルに戻りやすいというメリットもあります。

リナ

なかでも観光の軸になるのは 1号線。

ルーヴルやシャンゼリゼ、凱旋門といった観光の王道を一直線で結んでいて、とにかく便利です。

ちなみに私は4号線びいき。

サンジェルマンエリアに宿泊すると、頻繁に使います。

4番線沿線の北駅からは、ユーロスターでブリュッセルへ日帰りでもいけますよ。

居心地(安心感・清潔感

パリに限りませんが、ホテルは一日の疲れをリセットする場所です。

一人旅だからこそ「清潔感」と「安心感」は大切です。

安すぎるホテルは客層も悪いことがあります。

ホテルに帰ってまで緊張するのは、ごめんですよね。

リナ

バスルームが隣部屋とシェアという部屋もあるので、気を付けてくださいね。

  • 部屋がきちんと掃除されているか
  • バスルームが専用かどうか
  • 客層や周囲の雰囲気が落ち着いているか

このあたりをチェックすると快適に過ごせます。

海外のホテルは、日本ほど広さや設備が充実していなかったり、サービスに期待ができないこともあります。

口コミで「清潔さ」や「スタッフの対応」を確認しておきましょう。

私は、ホテルの部屋で食事をとる日もあります。

ワインを買ったのはいいのですが、オープナーがなくて、ホテルに借りたことも。

でも、そのちょっとしたコミュニケーションのおかけで、安心して過ごせました。

パリ一人旅はホテルのエリアを間違わないで!

パリでホテルを選ぶとき、重要なのはどのエリアに泊まるかです。

エリアの特徴

同じパリ市内でも、1区〜7区の中心地は観光名所や美術館へのアクセスが抜群で、朝の散歩やカフェめぐりにも便利。

ただし、ホテル料金はぐっと高めになります。

一方で、少し外れたエリアに泊まると価格は抑えられる反面、移動に時間がかかったり、夜の帰り道が心配になることもあります。

パリは区ごとに雰囲気や治安が大きく変わる街。

安心して過ごせる場所を選ぶことが、とても重要です。

オススメの宿泊エリアをまとめました。

1〜2区(ルーヴル・オペラ座周辺)観光に便利で治安も良いが料金高め
3〜4区(マレ地区)おしゃれで歩きやすい、カフェや雑貨も多い
5区(カルチェ・ラタン)学生街で活気があり、気取らない雰囲気
6区(サン・ジェルマン・デ・プレ)落ち着いた高級住宅街、女性一人旅におすすめ
7区(エッフェル塔周辺)観光に便利で治安も良いが料金は高め
14〜15区(モンパルナス周辺)中心地から少し離れるが静かで落ち着いた雰囲気
16区パッシー地区など富裕層が住む高級住宅街。治安は良いが観光にはやや不便

右岸派?左岸派?

ホテルを選ぶときの最重要ポイントは、治安やアクセス、居心地です。

もし、最後に迷った場合「右岸/左岸どちらが好きか」を参考にしてみてください。

右岸(セーヌ川より北側)

1〜4区、8〜12区、16〜20区など

華やかで観光に便利

ルーヴル美術館やオペラ座、マレ地区などがあり、観光・ショッピングを満喫できるエリア。

築や高級ブランドのショップが並び、フォーマルで都会的な雰囲気を楽しめます。

左岸(セーヌ川より南側)

5区、6区、7区、13〜15区など

落ち着いて知的な空気

サン・ジェルマン・デ・プレやカルチェ・ラタンなど、個性的なお店が多く、アートや文学の香りが漂うエリア。

観光客でにぎやかな右岸に比べ、日常のパリを感じられます。

リナ

華やかなパリを味わうか、文化の香りに触れるか。旅のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

パリのホテル予算別の現実感 :妥協できる部分とできない部分

世界中から多くの人が訪れるパリには、多くのホテルがあります。

立地のよいステキなホテルに宿泊したいところですが、予算の都合もありますよね。

特に一人部屋の場合、割高になることも多いです。

条件すべてをクリアすることが難しければ、妥協できる部分と、妥協できない部分を整理してみましょう

①部屋の広さ


パリのホテルは全体的に部屋が狭め。

一人部屋の場合、スーツケースを広げるスペースがギリギリということも珍しくありません。

しかし、狭い部屋やバスタブなしの部屋を選ぶと価格を抑えられます

②内装の古さ


歴史ある建物をそのまま使っているホテルも多く、バスルームが少し古いと感じることも。

逆にクラシックな趣と割り切ってみてもいいかも。

③必要ない施設

団体客が泊まるホテルでは、ラグジュアリーでなくても、会議室やスパがついていたりします。

絶対に使わない会議室必要ですか?

こぢんまりとし小さなホテルで十分ですよね。

④治安のよさ


「安いから」と駅前や夜に人通りの少ないエリアを選ぶのはおすすめできません。

ホテルに帰る時間は夜になることが多いので、安心できる立地は最優先です。

⑤清潔感


古い建物でも、清掃が行き届いているかどうかで快適さは大きく変わります。

写真はどれもきれいにみせているので、口コミで「清潔さ」をチェックしましょう。

⑥アクセス


中心部に泊まるのは高くつきますが、地下鉄1本で主要観光地に出られるかどうかは重要。

疲れたらホテルに戻れる立地は、一人旅にゆとりがうまれます。

駅の近くのホテルを選ぶと安心感にもつながりますね。

⑦スタッフの対応


一人旅では困ったときに相談できる相手がいません。

フロントの対応が冷たいと、それだけで心が折れてしまうことも。

逆に、対応が温かいと、旅が一段と楽しく思い出深いものになります

リナ

口コミでスタッフ評価を確認しておくと安心です。

私は、パリに到着する時間が夜遅い場合や、パリを発つ時間が早朝の場合、その日だけ空港近くのホテルを利用することもあります。

パリに限りませんが、移動日は空港ホテルを組みあわせると、予算、治安、時間効率の面からもオススメですよ。

パリ一人旅のホテル選びは慎重に:まとめ

パリ旅行の満足度を左右させるホテル選び。

特にエリアは、慎重に選ぶ必要があることを解説してきました。

また、次の点を考えると、ホテル探しがしやすくなります。

  • ホテル選びの優先順位をはっきりさせる
  • 妥協できる点と妥協できない点を整理する

私がはじめてひとりでパリを訪れたとき、6区のプチホテルにフランス語のメールで問い合わせをしました。

返事がきたときは、もう感激!

リナ

厳選したホテルだったので、とてもよい滞在になりました。

今は予約サイトも充実していて便利ですが、情報が多くて悩みすぎてしまうかもしれません。

それでも、ホテル選びに時間をかけることは変わらず大切だと感じています。

ホテルを間違えなければ、きっとパリを満喫できるでしょう。

納得できるホテルを選び、充実した旅となりますように。

あなたのパリ一人旅を応援しています。

Bon voyage!

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この記事を書いた人

言葉もできず、方向音痴な私が、ひとりで旅へ。

一度訪れただけで、その国がぐっと身近になる。
名前しか知らなかった国の映画や音楽にふと目が留まり、
遠い世界だった場所に、ひそかな親しみが芽生える。
そんな「旅のあと」が好きです。

一人旅初心者だった私が、一歩一歩、旅の足音を進めてきました。
これから一人旅をしたいと思っているあなたの最初の一歩を応援します。

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