美しい街並みと芸術の香りに包まれた、憧れの街パリ。
一人でその街を気ままに歩いてみたい、と思う方も多いでしょう。
しかし、「治安は大丈夫?」「スリが怖い」「準備が大変そう」といった不安もありますよね。
航空券やホテルの予約サイトを見ると、情報は洪水のように押し寄せ、「もうわけわからん!」と心が折れそうになる気持ち、わかります。
大丈夫、ひとつひとつのステップをきちんと理解すれば、パリ一人旅の計画は決して難しくありません。
情報や準備を整理すれば、一人旅不安は軽くなります。
臆病で方向音痴、外国語も話せない私は、一人旅から多くのことを学んできました。
一人旅は、観光スポットを巡るだけはなく、より人生を豊に生きるためのヒントを探す冒険です。
この記事では、旅慣れてていない方に向けて、パリ一人旅のための準備や心構えについて解説します。
パリ一人旅の敵は「治安」ではなく「過度な不安」

パリの治安情報を調べれば調べるほど、不安はどんどん膨らんでいきます。
言葉もわからないのに、ひとりで本当に大丈夫なのだろか……
でも、旅を終えてみたら気づいたのは、「治安が悪い」「言葉が通じない」という部分ばかりに気をとられていた、ということです。
もちろん、情報は大切だし、不安材料を集める必要はあります。
大事なのは、不安を乗り越えるための具体的な対策を用意することです。
治安の悪いエリアは避ける、スリなどの基本的な防犯対策を知っておく、翻訳アプリを用意する。
そうした情報をもっておくだけで、安全に旅することができます。
リナちょっとした安全対策さえすれば、パリ一人旅はこわくありません。
パリ一人旅の土台を作る「3つの安心ステップ」


では、具体的な計画を始めましょう。
ステップ1:旅のスタイルを決める
まず、「自由気ままな個人手配」と「お任せの安心ツアー」のどちらが、今のあなたにとって心地よいかを考えてみましょう。
| 比較項目 | 自由な 個人手配 | 安心の ツアー |
| 自由度 | ◎ 自分の「好き」で旅をデザイン | ×日程が決まっている |
| 手間の少なさ | × 全て自分で手配 | ◎ 航空券やホテルの手配はお任せ |
| 安心感 | △ トラブルは自己対応 | ◎ プロのサポート付き |
要は、次のようにまとめられます。
自由と冒険を求めるなら「個人手配」
自分だけのオリジナルな旅を計画し、気ままにパリの街を散策したい方におすすめです。
自分ですべて組み立てるたいへんさもありますが、達成感や自信につながります。
安心と手軽さを優先するなら「ツアー」
予約の手間を省き、現地でのサポートを受けながら安心して旅を楽しみたい初心者に最適です。
航空券とホテルだけの手配で、現地は完全フリーのプランも数多くあります。
旅の目的や性格によって、最適な選択は変わります。



「自分にとっての心地よさ」を基準に選んでくださいね。


ステップ2:航空券は賢く入手
航空券に、最安値ばかりを追い求めていると、膨大な時間と精神的なエネルギーを奪われてしまいます。
完璧な最安値を探すよりも、納得のいく価格帯と条件で、スムーズに予約を完了させることが大切。
まず、比較サイトで、相場をつかみ、予約サイトや航空会社公式サイトで予約しましょう。
予約サイトにも、それぞれ特徴があるので、旅のスタイルにあわせて選んでくださいね。
価格の安いチケットには理由があります。
乗り継ぎが多い、フライト時間が長い、キャンセルポリシーが厳しめ、サポートがない、などさまざまです。
安さを優先させるのなら、それらを納得した上で予約しましょう。



航空券は、100点を目指すのではなく、80点でもよしとしましょう。


ステップ3:安心のホテルを見つける
旅慣れていない方にとって、パリ旅行の成功を左右する最も重要な要素は、ホテル選びです。
旅の満足度はホテルで決まる、といっても大げさではありません。
夜、ホテルへ帰る道が遠かったり、暗かったりすると、日中の行動範囲も狭くなります。
明るいうちにかえらないと、と焦ってくるのです。
荷物をたくさん持つことも、不安になるでしょう。



お買い物だってしたいですよね。
また、ホテルは単に眠る場所ではなく、一日の疲れをリセットしてくれる場所です。
よいホテルは、パリでのすばらしい滞在を約束してくれます。
安全性・立地・快適さを、予算とのバランスで考えましょう。
次の点を考えて、ホテルを選んでくださいね。
- 最優先は「立地と治安」:夜、一人で帰る道は安全か?明るく人通りがあるか?
- 「投資」としての予算:極端な節約は避けて、安全と快適さを確保するための予算を確保。
- 旅のスタイルと合致:旅の目的に合わせて、最も効率的に動けるエリアを選ぶ。


パリ一人旅の自由を守る安全ポイント


憧れのパリを思いきり楽しむには、安全対策の知識が必要です。
ちょっとしたことを意識するだけで、パリは安全に楽しめます。
治安が悪いエリアは要注意
パリはとても美しい街ですが、治安がいいエリアばかりではありません。
次の治安がよくないといわれるエリアには、特別な理由がない限り近寄らないようにしましょう。
- 10区(北駅・東駅周辺)
- 17区北側(郊外との境目付近)、11区・12区の一部
- 18区(モンマルトル北部、バルベスなど)
- 19区(ラ・ヴィレット公園北側やスタリングラード駅周辺)
- 20区の一部(郊外寄り)
貴重品は「絶対に見せない・触らせない」
スリ対策の鉄則は、「見せない=ターゲットにならない」ことです。
体の前で持つ
財布やスマホは、ファスナー付きバッグに入れ、常に体の前で抱えるようにしましょう。
特にメトロや観光スポットには「スリがいる」と思って、徹底してくださいね。
撮影後は即収納
スマホは地図やカメラとして使ったら、すぐにバッグにしまいましょう。
歩きスマホは、スリのターゲットにされますよ。
夜は「安全をお金で買う」
夜間の移動は、無理をしないことが大切です。
予定がある場合は、昼間に安全なルートを確認しておきましょう。
また、Uberなどの配車アプリでタクシーを利用することも、検討してください。



あらかじめ、アプリを準備しておいてくださいね。
「断る勇気」と「頼る勇気」を使い分ける
旅先で声をかけられた時の対応も重要です。
「サインを」などの声かけは詐欺の場合が多いので、きっぱりと断り立ち止まらないこと。
しかし、自分が道に迷うなど困った時は、ホテルのスタッフやお店の店員など、近くにいる人に助けを求めましょう。
これらの安全対策を知っておくだけで、旅の不安は軽くなります。



一人旅が怖いのではなく、対策をしないことが怖いのです。
困らないようにするには何に気を付ければよいか、困ったしまった場合はどうしたらいいか、この点を旅に行く前に整理しておきましょう。
安全の知識は、あなたのパリ一人旅の自由と楽しさを守る、最強のお守りになるはずです。


さぁ、あなたの人生を変える旅へ
旅の目的は、観光名所を巡ることだけではありません。
- 初めて一人でメトロを乗りこなした時の小さな達成感
- カフェでフランス語で挨拶してくれたときの感動
- 朝、近くのパン屋さんで買ったバゲットの香り
など、ちょっとした体験こそが、記憶に残ることもあります。
言葉も文化も異なる街での体験は、小さな冒険です。
旅の不安や準備の煩雑さを理由に諦めないでください。
その一歩を踏み出すことで得られる体験は、とても価値の高いものです。
きちんとした準備や情報があれば、解決できます。
さぁ、あなたの人生をより豊かにする旅をはじめませんか。
Bon voyage!





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